「人が最も恐れるのは不幸でなく不安だ」
人は「不安」と向き合わないことで「不安」を解消しようとするのだという。
しかし、「不安」を沈めるためには「不安」に立ち向かわなければならないという。
と話している加藤諦三先生の話でした。
不安の沈め方をご紹介しますね。
新型コロナウイルス対策で、
今は、世界中の誰もが不安な毎日と未来ですよね。
是非、耳を傾けて下さい。
もくじ
「心」にとっての最大の敵は、「不安」
「不安」に支配されると、人は消耗していくのだそうです。
先生は、不安なときに3つのことをするように勧めています。
(1)「事実が大変なのではない」と自分に言い聞かせる。
(2) 同じような状況に「他の人が巻き込まれたらどうであろうか?」と考える。
(3) 今、自分が最も恐れていることは何かと考える。
すると、案外、その事態が大したことではないと気づくことが多いものです。
「不安は何?」
パニック状態になっていた心が、周りを冷静にみることが出来るようになりました。
えっーこんなことで不安になっていたなんて!と気付きました。
まだ、
何も決まっていないのに頭の中だけで、
未来を想像して不安になっていたり、
未来を決め付けていたり。
まずは、もっとふくよかな心で生きてみよう。
不安の原因は何か。
「現状にしがみつくから、、、挑戦できない」
執着をやめて自分はなぜこれほどまで他人が自分のことをどう思うかが気になるのか?
「傷つきやすいから、、、人に迎合する」
「人から嫌われて困ることは、、、何もないのに」
「理想の自分に執着しない」、、、私たちが抱く不安の原因を考えて、対処法を明らかにしていく。
不安の消極的解決
自分ができることに集中すれば、不安は消えて行き
まっいいか!!と一時的に不安から逃れることが出来ます。
不安の積極的解決
“なぜ”を本気で考えることが大切。
何か自分の信じる“価値”や“目標”をもつことで内面の自由を獲得できるといいます。
- 不安に立ち向かっていく。、、、他人から優れていると思ってもらいたいとい自分を素直に認める。
- 原因は小さい頃の「愛情の欠如」と気づくであろう。
そこで、最後に、その原因を自ら乗り越えようとすることである。
恐怖心は感情である
恐怖心は、多くの情報源から影響を受け、主に内面から生まれます。
致命的な危険(原因)を恐れる(影響を受ける)のは 当然のことです。
恐怖心は人間の本能です。
結果であり、原因ではありません。
大切な人や何かを失うこと、快適なライフスタイルではなくなってしまう。
それを怖がるのは よくあることです。
ラクに生きてゆくための「心の習慣」
ありのままの自分が親に受け入れられているという基本的安心感があるかないかがその人の一生を支配する。
その不安をいかに解消すればよいのか。
加藤諦三 著者
1938年(昭和13年)1月26日 – )は、日本の社会学者、評論家、早稲田大学 名誉教授、早稲田大学 エクステンションセンター講師、日本精神衛生学会顧問、ハーヴァード大学 ライシャワー研究所 アソシエイト。ニッポン放送のラジオ番組『テレフォン人生相談』のパーソナリティである。
新型コロナウィルスによる「心の崩壊」の深刻化
日本は今、蒙古襲来以来の危機である。
緊急の課題を解決しようとすれば、緊急の課題解決としては正しくても、10年後、20年後の心理的崩壊という深刻な問題を促進してしまう。
ヘーゲル哲学が言うように、歴史上難しいのは正しいことと正しいことの矛盾である。
今、日本はそこに直面しているが、それに気がついている政治家と財界のリーダーはいないようである。なによりも問題は、経済的危機を叫ばれているが、
心理的危機が急速に促進されていることに気がついていないことである。
不安の沈め方
- いつの間にか自分自身だけの凝り固まった価値観を作っていた、それで苦しんでいた。
- 価値観から離れて見る。
- 価値観にとらわれない。
- 他人からどう見える?より自分はどうしたいか。
- 自分を大切にして、自分を好きになる。
まとめ
まあ〜
ケ・セラ・セラ
人生なんとかなるさ