映画「ファーザー」鑑賞をおすすめします。
「あら?何するんだった?」
「何取りに来たんだっけ?」
そんなことありませんか?
認知症の怖さ
介護する人の大変さ
人ことではないこの頃です。
父と子だからほっておけない!
認知症にならないために「脳を活性化」をご紹介します。
もくじ
映画「ファーザー」
監督:フロリアン・ゼレール
脚本:クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール
原作:フロリアン・ゼレール『Le Père』
出演:
アンソニー・ホプキンス
オリヴィア・コールマン
マーク・ゲイティス
イモージェン・プーツ
ルーファス・シーウェル
オリヴィア・ウィリアムズ
12月31日に83歳の誕生日を迎えたアンソニー・ホプキンスと同名、同年齢、同誕生日の認知症の父親役を演じ、認知症と家族の苦悩をテーマにした映画『ファーザー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
「私は誰なんだ」
「お財布がない」
「お前は何しに来たんだ」
家に入ってきた泥棒、浮気をする配偶者、自分の大切なものを盗む親族。こういった光景は認知症当時者の目には、これ以上ないほどはっきりと見え、見えているのだからそれは揺るがない真実となる。それを家族に理解されず、誤解が生まれることで、強い怒りが爆発する。
認知症患者だけに見える光景があるのですね。本人には、くっきりと見えていて、現実以外の何ものでもない光景が、私たち介護をしている側の人間には、影も形も見えない!
認知症当時者の目線で描いた映画「ファーザー」は、今現在介護職に従事する人、家族の介護をしている人たちにとっては、謎を解く鍵です。
我が家の年老いた父母を重ねて観た。
「そうそう、同じことをしているわ」
父の閉ざされたこの病気の深い悲しみと絶望を、ほんの少しでも理解することができた。
多くの人間が避けて通ることができない認知症という病気なんですね。
これから先の生活への覚悟を決める作品になると感じてました。
映画「ファーザー」私自身を重ねて見た
認知症患者の症状は世界共通のもの。
いつか、私の姿ですね。
見えないものを見て、家にやってくる知らない人に慄き、誰よりも大事な人たちを傷つけることになるのかもしれない。
映画「ファザー」を見て、私は救われたような気持ちになった。
介護する側の私は、自分が疑われることが多く、
「もう、やってられない!」と腹を立てしまう毎日!
認知症が始まっている父は、自分だけの世界に生きているから真実です。
「認知症の人は突然怒り出すわ」と言われるが、それは自分の中にある真実が否定され、
誰も信じてくれない
誰もわかってくれない!
私たちに訴えていたのですね。
謎が解けてきました!
介護する側がこの病気を理解すれば、疑われた!侮辱された!と腹を立てることもなく
何も否定しないで話の続きをする。
心から大切な人だからこそ、愛を失うことなく父の真実に合わせる私でいたいと思うことができた映画でした。
認知症は脳の老化
認知症は「脳の老化」と言われています。
お肌を磨けば美しくなるように
年齢に関係なく脳も磨けば活性化も出来るようです。
認知症を防ぐためにすること
食べ物
・糖分・油分・塩分・アルコールの摂取を控えることが大事
・魚油を積極的に摂取していた人は、認知機能が正常に働いているという結果が出ている。
サンマ・サバに多く含まれる DHAYAやEPA
・緑黄色野菜(ピーマン・かぼちゃ・ブロッコリー)
・豆腐や納豆、みそ、豆乳、おからといった大豆製品には、高血圧や動脈硬化、ガンを予防する効果があると言われています。
・コーヒーや緑茶に含まれるカフェインが認知症予防に効果的
睡眠
睡眠不足は生活習慣病ばかりでなく認知症の要因になるとも言われています。
成人期は6~8時間。
60歳を過ぎたあたりからは6時間は睡眠時間を取りましょう。
ウォーキング
ウォーキング運動を続けていれば、認知機能の低下や認知症を予防できる可能性がある
1日あたり、5千歩以上の早歩き
呼吸法
太極拳や気功などの東洋武術・健康法で使われる腹式呼吸のやり方を紹介したいと思います。
まず、背筋を伸ばして、鼻から丹田(おへその下)に空気をためていくイメージで、息を吸い込みます。つぎに、口からゆっくり息を吐き出します。おなかにためた空気をすべて出しきるような感じで行います。なかなかコツがつかめないと言う方は、「吐く」という動作をできる限り長くゆっくり行うことです。また、息を吸い込むときには、素敵な景色を想像して、息を吐き出すときには、体の中の嫌なものをすべて出してしまうような気持ちで行うと良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は、映画「ファーザー」のすすめです。
認知症を防ぐためについてご紹介いたしました。