超初心者の私が「ストリートファッション」挑戦してみたいと思ったのは「スニカー」の履き心地が良くて歩くことが好きになったからです。
そして「ストリートファッションブランド」を着てみたいと思ったのは
彼らはあらゆる工夫を通して、自己を探求し続けているんだ。ファッションを含め、カルチャーとは、そうした貪欲さから生まれてくるものなのだと私は信じている
と言うダッパー・ダン の言葉が胸に刺さりました。
こんなに素敵なものをデザインしたのは、「誰?」「何故?」を学びながらご紹介いたします。
今、最も注目されてるデザイナーヴァージルアブロー
ルイ・ビトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任したヴァージルアブローは、沢山のブランドの作品をどうやって作るのか、どんな考え方をしているのか知りたいですよね。
ファッションデザイナーとして下積がない彼を知りたくて読んでみたくなりました。
ヴァージル・アブロー“複雑なタイトルをここに”』
LANGUAGE MAKES THE WORLD GO ROUND. – VIRGIL ©2019.をご紹介します。
ヴァージル・アブロー著「複雑なタイトルをここに」
学生時代の自分が知っていたらどんなによかっただろう
大学の外の社会に出てみると、ひとつの専攻に縛られないで自分の進む道を見つけるヒントがいろいろある。僕の仕事も、自然に異なる領域を横断しているんだと言う。
ヴァージルアブロー
“僕のDNAとは?”
自分自身のやり方を初めてちゃんと立ち止まって考えてみた。
彼は自らのDNAを描き出し、そして問いを投げかける――
君のDNAとは?
「自分の一番」古い記憶を辿って見て自分の根底のところまで戻って自分のDNA
をみよう。
イケアのプロジェクトをやりたい
ほんとに夢みたいだよ。
僕は自分が取り組むクリエイティブワークに情熱を感じている。仕事だなんて思っていない。僕にとって生きることそのものなんだ。
君たちは最高に恵まれた、これまでになかったような時代に生まれてきたんだ。いまはルネサンスだと思う。だから、「まるで最低、もうおしまいだ」みたいなメンタリティに囚われないでほしい。
完璧主義じゃなくてもいいんだって気づいた途端に、山のような仕事を同時進行しながら安らかに眠りにつけるようになった。これは大事なこと。完璧になろうとすると、かえって思考停止になってしまう。
寛容性、開放性、透明性があるヴァージルアブローでした。
ナイキ、イケア、赤十字といったブランド、リル・ウージー・ヴァートやリアーナらのミュージシャン、レム・コールハースのような“メンター”とのコラボレーションを実現させてきた。
さまざまなハードルをものともせず(“そんなものは実際には存在しない”)、デザインプロセスの舞台裏、エディティングの本質をシェアすること、問題解決、ストーリーの紡ぎ方をアブローは解説していく。
ヴァージルアブローのブランドOff-White
黒と白の間に存在するグレーの領域を、オフーホワイトという色として定義する
2012年に立ち上げた
PYREX VISIONと題するアートワークに始まった。
2013年より、シーズンごとのメンズおよびウィメンズのファッション・レーベルとして本格的に始動し、のちに家具の製作も手がけている。
2018年にはルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任。また、展覧会で自身のアート作品を発表し、
2019年にイリノイ州のシカゴ現代美術館での回顧展を予定している。
まとめ
何か普段から練習していることがありますか?
「脳は鍛えるべき筋肉だ」
見えないことを見通せるようになるために、いろんなことをやって眼を鍛えるのがいいと思う。
なぜ?
なぜ好きなのか?
自分自身の結論を導き出すためにも「自分に問いかけること」
尊敬する誰かがいること、
その人と常に会話すること
ヴァージルアブローが、ハーバード大学デザイン大学院で行った特別講義に参加したように興味深く読むことが出来ました。
ファッション・音楽・空間演出・アート・建築・グラッフィックデザインなど領域が違う場面でヴァージルアブローの人間性が表現されていると思った。
温かな人間性にファンになりました。